UV転写ステッカー│UVインクジェット印刷の活用方法

UV転写 UV DTF ステッカー インクジェットプリンタ

「UVインクジェットプリンタ」絶賛フル稼働中

弊社で大活躍中の「UVインクジェットプリンタ」
ところで、UVインクジェットプリンタって何???
そんな方も多いと思います。
この「UVインクジェットプリンタ」、アクリル板や、金属、ガラス、各種プラスチック製品にフルカラーでダイレクト印刷ができる優れものなんです。
(みなさんの身近にあるアクリルスタンドアクリルキーホルダーの製作にも使われいています)

シルク印刷やパッド印刷などで必要となる「版」の作成が不要で、パソコンで作成したデータをそのままプリントすることが出来ます。
さらに、使用しているインクは「UV(紫外線)」を照射することで一瞬にして硬化する特殊なインクで、シルク印刷のようにインクを乾燥させる手間や時間も不要です。
なので、急ぎのサンプル作成にもすぐに対応が出来ますし、「少しずつデザインを変えて何種類かサンプルを」といったリクエストにも対応可能。
もちろん、量産もスピーディーにこなします。
本当に素晴らしい機械なのです。

そんなUVインクジェットプリンタにも弱点がある???

いろんなものに素早くフルカラーで印刷出来て、しかも乾燥を待つことなくすぐに出荷まで…
そう聞くとまるで無敵?のマシーンのように思いますが、実はUVインクジェットプリンタにも弱点があるのです。

それは「曲面」

つまり、「曲がった面」です。
基本的にUVインクジェットプリンタは「平面」にしか印刷することが出来ません。
(特殊なオプションをプリンタに装着することでタンブラーのような円柱状のものに印刷することも可能ですが)
なので、印刷面がカーブしていたり、凸凹しているものには印刷が出来ないのです。

あとは機械にセットできない大きなもの。
こればかりは物理的にどうしようもありませんが、機械にセットできない大きなものでも、やはり印刷したい場合がありますよね。

そこで登場するのが「UV転写」

それを何とか解決しようということで登場したのが「UV転写」という技術。
これは特殊なフィルムの上にUVインクジェットプリンタで印刷を行い、その印刷されたものを別のフィルムに移し取り、印刷したいものに「転写」するという技法です。
少し手間は掛かりますが、この方法を使うことで今までUVインクジェットプリンタで印刷できなかったものにもフルカラーでさまざまなデザインを再現することが可能となりました。

弊社でもこの「UV転写」の技術を取り入れて、新たな製品開発を行っています。
素材との相性や、デザインに合わせた印刷設定の大切さ、コストの問題など、テストしていて気づくことも多く、一日でも早くお客様にご案内できるよう日夜開発を続けています。

UV転写 UV DTF ステッカー インクジェットプリンタ

空気清浄機にUV転写ステッカーを貼ってみました

UV転写 UV DTF ステッカー インクジェットプリンタ

凸凹したところにもきれいに貼ることが出来ました

少し前から水筒にUV転写ステッカーを貼り、食洗機に入れて耐久性をチェックしていますが、今のところ剥がれや欠けなどは発生していません。
一般的に食洗機の温水は60~80℃といわれているので、そのあたりの温度までであればUV転写に使用している粘着材も問題なく使えそうです。

UV転写 UV DTF ステッカー インクジェットプリンタ

食洗機に入れても今のところ問題なし

UV転写のご相談はお気軽に

弊社でも研究中の新しい技術ですが、「こんなものに使えないか?」といったご相談も承っております。
「UV転写」を活用した新たな商品開発など、何なりとお気軽にご相談ください。

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